楽天モバイルは電波が悪いという噂を聞いたことはありませんか?
残念ながらこの噂は本当で、特に屋内では圏外になることも珍しくありません。実際、筆者は何度も不便な思いを経験してきました。
そこで今回は、楽天モバイル歴2年の筆者が自身の体験を踏まえ楽天モバイルの電波が圏外になった時の対策法をご紹介します。
また、楽天モバイルの電波が弱い理由についても解説していきます。
- 楽天モバイルの電波が弱い理由
- 外出先で圏外になったときの絶望感
- 楽天モバイルが圏外になった時の対策法3つ
- 楽天モバイルをメインに使うのはリスキー
- 楽天モバイルからの避難先はこちら
- 楽天モバイルが圏外になった時の対策法のまとめ
楽天モバイルの電波が弱い理由
はじめに、楽天モバイルの電波はなぜ弱いのかを簡単に説明しておきます。
楽天モバイルは、他の大手キャリアなら持っている「プラチナバンド」と呼ばれる障害物に強い周波数帯を持っていないため、建物内や遮蔽物が多い場所では電波状況が悪いです。
筆者は木造一戸建てに住んでいるのですが、iPhoneのアンテナアイコンは調子が良い時で3/4、悪い時は2/4しか立っていません。
また、大きなショッピングモールや病院など、コンクリート造の建物内ではさらに電波状況が悪くなるため、圏外になることも珍しくありません。
楽天モバイルがいくら安いと言っても、電波が入らなければ何もできず不便な思いもたくさん経験してきました。
外出先で圏外になったときの絶望感
当たり前ですが、スマホが圏外になると電話もLINEもできません。
当然PayPayやLINEペイなどのバーコード決済も使うことはできないため、キャッシュレス決済派の筆者にはかなりのストレスです。
ApplePayの場合は圏外でも使うことができるため、IDやQUICPayに対応しているお店であれば決済可能なのですが、まだ「PayPayしか使えません」というお店も全然珍しくないんですよね…。
とにかく、外出先でスマホが使えなくなることの不便さは計り知れないので、ぜひ後述する対策法を駆使して乗り切ってほしいと思います。
楽天モバイルが圏外になった時の対策法3つ
前述したとおり、楽天モバイルの電波が圏外になることは珍しくありません。筆者は楽天モバイルを2年近く契約していますが、電波の弱さについては未だに改善の兆しはありません。
そんな筆者の経験から、楽天モバイルが圏外になった時の対策法を3つ紹介していきます。
①機内モードのオンオフや再起動を試す
機内モードをオンにしたりスマホを再起動させることで、電波を一時遮断してあげると再度オンにした際に電波を掴む場合があります。機内モードをオンにする場合は、少なくとも10秒以上の間隔をあけてオフにしてみて下さい。
②Wi-Fiスポットを探す
圏外になった場所が大型のショッピングモールだったり大きな病院だったりする場合は、どこかにフリーWiFiが設置してある場合が多いです。例えば、スタバやドトールなどのカフェチェーンではよく見かけます。
幸い、楽天モバイル専用の無料通話アプリ「Rakuten LINK」は、楽天モバイルの電波が圏外でもWi-Fi等でネットにさえ繋がっていれば電話をかけることができるのです。
またWi-Fiにさえ繋がっていれば、LINEやFaceTime、Google Duoなどの通話アプリも使うことができます。
③サブ回線を契約しておく←おすすめ
これが最も予防的で確実で予防的な方法なので、丁寧にわかりやすく解説していきます。
ご存知の方もいると思いますが、最近のスマホには「デュアルSIM」という機能が搭載されており、一つのスマホで複数の回線を使用することが可能です。
例えば、以下の画像は筆者のiPhoneの画面ですが、左上に「IIJ」と「Rakuten」の2つの回線表示があるのが分かります。
これは格安SIMのIIJmioと楽天モバイル2つの電波を掴んでいる状態を表しています。この設定ができていれば仮に楽天モバイルの電波が圏外になったとしても、IIJmioの回線でネットに接続することが可能なのです。
そして、前述したとおりネットにさえ繋がっていれば「Rakuten LINK」や「LINE」、「FaceTime」などのアプリを使用することができるのです。
サブ回線として持っておくのは、電話機能のない「データ専用SIM」でOKです。こうした万が一の事態に備えるためだけの回線ならば、契約するデータ容量も少なくて済みます。
例えば、筆者が使っている格安SIMブランドIIJmioのデータ通信専用SIMは2GBで440円と格安です。
と、ここまで説明していきましたが、スマホの知識に疎い人はよく理解できなかったのではないでしょうか。なので、デュアルSIMについては過去に詳しく解説した記事を書いていますので、是非そちらを確認して下さい。
自分のスマホがデュアルSIM対応機種かどうかは、以下の記事で確認して下さい。
データ通信専用SIMの契約からデュアルSIMの設定までの手順は、以下の記事を確認して下さい。
デュアルSIMについてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事を確認して下さい。
おまけ:楽天モバイルサポートへ連絡する
楽天モバイル公式HPには電波状況改善のための問い合わせページが用意されています。
楽天回線の電波に関するお困りごと、ご意見・ご要望をお聞かせください。
お客様の電波状況確認のため、ご質問へご回答と必要事項のご入力にご協力ください。お客様の電波状況を確認し、改善活動に活かしてまいります。
とのことなので、「楽天回線エリア内ですがアンテナアイコンが2/4しか立っていません!」と連絡してみました。プラチナバンドがなければどうにもならないことはわかっていますが…。
このような返答がありましたが、結局はプラチナバンドの問題なので期待せずに待つことにします。ちなみに、楽天の社長は「2023年ごろ、収益が出てきたなかで、さらにナンバーワンになるためプラチナバンドを活用したい。」と会見でコメントしていますが、本当にプラチナバンドを獲得できるのかは今のところ不明です。
楽天モバイルをメインに使うのはリスキー
楽天モバイルユーザーなら分かると思いますが、楽天モバイルはとてもメイン回線として単独で使える代物ではありません。少なくとも楽天モバイルがプラチナバンドを獲得するまでこの評価は変わらないでしょう。
理由は電波の弱さ以外にもありますが、それについては以下の記事で詳しく紹介しています。
一方で、楽天モバイルはサブ回線としての利用価値は高いです。理由については以下の記事で詳しく解説しています。
楽天モバイルからの避難先はこちら
楽天モバイルで不便を感じたからといって「やっぱりスマホは大手キャリアじゃないとダメなんだ。ドコモに戻そ。」なんて考えは間違っています。
楽天モバイル以外の格安スマホは、大手キャリアの良質な回線を借りて運営しているため、楽天モバイルで経験したようなトラブルに遭うことはありません。
以下の記事では、おすすめの格安スマホを容量ごとに分け、それぞれの最安値を紹介しています。容量次第では楽天モバイルよりスマホ代が下がることも珍しくないため、一度目を通しておいて損はありません。
楽天モバイルが圏外になった時の対策法のまとめ
②Wi-Fiスポットを探す
③サブ回線を契約しておく
デュアルSIM搭載スマホでその機能を使わないのは損です。この機能をうまく使えば携帯代の大幅な節約も可能になる画期的な機能なのです。ぜひ当ブログを参考に、デュアルSIM機能を使いこなせるようになって頂ければと思います。