年間を通して使うことの多いテレビですが、電気代は大体いくらなのか?またプラズマ、液晶、有機ELでどのように違うのでしょうか?
今回は、テレビの電気代を種類やサイズごとに紹介し、節約術も併せてご紹介します。
テレビの電気代は高いの?
年間を通して使用頻度の高いテレビですが、その電気代は果たして高いのでしょうか。
その答えはズバリ「高い」です。
具体的には、テレビは一般家庭における電気代を食う家電ランキング第3位なので、節約術を駆使して電気代削減を試す価値のある家電と言えるでしょう。
ちなみに1位は冷蔵庫、2位は照明器具となっています。その他の順位やそれぞれの節約術は以下の記事からご確認ください。
テレビの大きさ・種類によって電気代は変わる
上の画像のとおり、テレビはその大きさや種類によって電気代が変わります。
サイズが大きければ大きいほど電気代が高くなり、また「プラズマ・有機EL・液晶」の順に電気代は高くなります。プラズマと液晶ではなんと約3倍も電気代が変わってくるのです。
仮に65型テレビを1日6時間点けていたとすると、プラズマと液晶では1ヶ月で約2000円、1年で約24000円も電気代に差が出ます。
現在では、プラズマテレビはほとんど販売されていませんが、昔購入したプラズマテレビをまだ使っている人は電気代を理由に買い換えるのもアリでしょう。
テレビの電気代の節約術5選
決して安くはないテレビの電気代を節約する方法を5つ紹介します。
どれも簡単で再現性の高いものばかりですので、是非実践して頂きたいと思います。
①新電力に乗り換える
今すぐ実践できて、尚且つ最も効果の高い節約法がコレです。
テレビに限らず、電気代の節約に最も有効なのは「大手電力会社から新電力会社に乗り換えること」です。これをせずに電気代の節約を語ることはできません。
一度乗り換えの手続きを行えば、そこからは毎月自動的に電気代を節約し続けてくれます。なお手続きと言っても電力会社の比較サイトエネチェンジ から申し込めば、ほとんどやることはないので安心してください。
詳しくは以下の記事で解説しているので、まだ乗り換えていない人はぜひ目を通してみてくださいね。
②古いテレビを買い換える
もし使用中のテレビがプラズマテレビなら、液晶テレビに買い替えるだけで年間数万円も電気代が浮きます。
一方で、既に液晶テレビを使っている場合でも古い機種と今の機種では省エネ性能が全く違うため、電気代が半分程度になる場合もあります。
最近は液晶テレビの価格がリーズナブルになっており、ブランドや性能に拘らなければかなり安く手に入るようになりました。例えば以下の商品はハイセンスというメーカーの4K液晶テレビですが、65インチで10万円以下、50インチで6万円以下と驚きのコスパです。
③電源を小まめに切る
当たり前ですが、テレビを見ていないときは小まめに電源を切ることで電気代を節約できます。
仮に65インチ液晶テレビを24時間点けっぱなしにしていたとすると1日192円、1ヶ月で5,760円の電気代が掛かるため、電気代OFFによる節約は馬鹿にできません。
また、機種によっては電源OFFにしていても待機電力で電気代を食う場合があるので、その際は電源タップを使用することで更なる節約が期待できます。
④明るさを調整する
画面を明るく設定すれば電気代は高く、暗く設定すれば安くなります。気にならない程度に明るさを下げることも節約術の一つです。
機種によっては自動調光機能が付いていることもあるため、その場合はONにしておくことで節約効果が見込めます。
⑤省エネモードを使う
機種によっては「省エネモード」が搭載されており、これをONにすることで画面の明るさも含めて、節約に最適な状態を保ってくれます。古い機種には非搭載のものが多いです。
テレビの電気代を節約する方法のまとめ
電気代の節約を重視するなら、テレビの種類は「液晶テレビ」がおすすめです。プラズマは問題外ですし、有機ELはまだまだ新しい技術のため十分な省エネ機能を備えておらず、また本体価格もかなり高いです。
どの種類のテレビを使っていたとしても、ここで紹介した5つの節約術を実践して電気代を削減して頂きたいと思います。
消費電力の大きい他の家電の電気代節約法は以下の記事で紹介しています。