専業主夫の超節約術

格安SIM、光回線を中心に資産形成のための超お得な節約術を紹介します。

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積立NISAの利益はどれくらいなのか!?ケースごとに解説!

今回は、「積立NISAが気になっているけど利益がどのくらいなのか知りたい」という人のために、いくつかのケースに分けてシミュレーションしていきます。

結論としては、毎月5千円の積み立てでも数十万円、満額の33,333円を積み立てれば500万円以上もの利益が生まれるポテンシャルを秘めています。

積立NISA(つみたてNISA)とは

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積立NISAは、投資初心者の資産形成を助ける国の制度です。これを活用すれば、高い収入や突出した投資スキルがなくても、誰でも1000万円以上の資産を築くことが可能です。

積立NISAのメリット・デメリットや始め方など基本的な知識については、以下の記事で詳しく説明しているので是非参考にしてください。

積立NISAの利益を決める要素3つ

そもそも積立NISAの利益とはどのようにして決まるのでしょうか。

結論としては、「積立期間、積立金額、運用利回り」の3つの要素で決まってくるので、それぞれ詳しく解説します。

①積立期間

積立NISAは最大20年間運用できますが、長く続ければ続けるほど利益も大きくなります。

例えば、100万円の投資に対する年間配当金が5万円だとして、その全てを再投資に回す場合、翌年は105万円に対して配当金が付きます。

この仕組みを「複利」と言いますが、福利の力は長く続ければ続けるほどに強くなっていき、資産が雪だるま式に増えていきます。

つまり、長い時間を掛ければ、投資のプロでなくても大きな資産を築くことができるのです。

よって、積立NISAで築いた資産も10年後に引き出してしまうより、20年後に引き出す方が利益が大きくなっている可能性が高いと言えます。

②積立金額

当然ながら、月々の積立金額が多ければ多いほどに最終的な利益も大きくなります。

積立NISAは年間40万円が上限なので月々33,333円が満額なのですが、満額に近ければ近いほど将来の利益にも期待することができます。

「そんな余裕ないよ」という人は、月々5,000円ぐらいでもやらないよりは絶対に良いです。

実際に、毎月5,000円を投資した場合のシミュレーションを後述しているので、是非最後まで読み進めていただければと思います。

③運用利回り

利回りとは、年間どのくらいの割合で元本が増えるかを表す数値ですが、これは購入する銘柄や投資時期によっても変わってきます。

例えば、米国S&P500の過去100年間の平均利回りは驚異の9%となっていますが、あくまでも過去のデータであるため、今後もこの高パフォーマンスが続くとは限りません。

そのため、後述するシミュレーションでは、運用利回りを3%、5%、7%という3パターンに分けて利益を比較していきます。

ケースごとの利益をシミュレーション

ここからは、実際に積立NISAでどれのくらいの利益を得られるのかシミュレーションしていきます。なお、運用期間は20年間とします。

もちろん積立NISAは20年待たずとも、いつでも引き出すことは可能です。

毎月5千円を20年間積み立てるケース

利回り3%の利益:44万円、運用総額:164万円

利回り5%の利益:85万円、運用総額:205万円

利回り7%の利益:140万円、運用総額:260万円

月々5千円程度の積立金額でも、20年という長い時間を掛ければ大きな利益を得ることができます。少ない金額でも「やらないよりは絶対に良い」と前述したのはこのためです。

毎月1万円を20年間積み立てるケース

利回り3%の利益:88万円、運用総額:328万円

利回り5%の利益:170万円、運用総額:411万円

利回り7%の利益:280万円、運用総額:520万円

月々1万円を積立NISAに回すことができれば、利回りを3%と控えめに見積もったとしても、最終的な利益が100万円近くなってきます。

毎月2万円を20年間積み立てるケース

利回り3%の利益:170万円、運用総額:656万円

利回り5%の利益:340万円、運用総額:822万円

利回り7%の利益:560万円、運用総額:1041万円

月々2万円を積立NISAに回すことができれば、利回りを3%と控えめに見積もったとしても、170万円以上もの利益になります。

毎月33,333円を20年間積み立てるケース

利回り3%の利益:294万円、運用総額:1094万円

利回り5%の利益:570万円、運用総額:1370万円

利回り7%の利益:936万円、運用総額:1736万円

積立NISAを満額の33,333円継続することができれば、利回りが3%でも運用総額が1千万円を超えるようになります。

利回りが7%と仮定すると、利益だけで1千万円近くなり運用総額は1700万円を超えます。そう上手くはいかないでしょうが、宝くじよりは現実味のある話です。

積立NISAのおすすめ銘柄3つ

当ブログで紹介する積立NISAのおすすめ銘柄は以下の3つです。

これらは多くの書籍や有名投資家もおすすめしている堅実な銘柄で、決して筆者の偏見が入ったものではなく、教科書で紹介できるような銘柄です。

・S&P500連動型インデックスファンド

・全米株式連動型インデックスファンド

・全世界株式連動型インデックスファンド

銘柄の選び方については以下の記事で詳しく紹介しているので、興味がある人はご覧ください。

筆者の積立NISAの利益

筆者は実際に2020年3月から積立NISAを実践しており、現在のトータルリターンは+28.0%、投資元本の833,340円は1,066,854円になりました。

運用利益は+233,514円となっています。

+28%の利益というのは上手くいきすぎですが、保険や銀行預金よりもお金が増える実感は凄くあります。

「なぜここまでの利益が出たのか」や「購入している銘柄の詳細」を以下の記事で紹介しているので、興味がある方はご覧ください

おすすめの証券会社

積立NISAで大きな利益を出すためには、とにかく手数料が安い証券会社を利用しなければいけません。

当ブログでおすすめする以下の証券会社は、いずれも手数料が最低料金で商品数も豊富なのでぜひ参考にしてみてください。

SBI証券

楽天証券

松井証券

積立NISAの利益はどれくらいなのか!?のまとめ

積立NISAの利益は「積立期間、積立金額、運用利回り」の3つの要素で変わってきます。

たとえ毎月5千円の積立でも20年間続けることによって、数十万円の利益になるポテンシャルを秘めています。これが「複利の力」です。