格安SIMブランドの「日本通信SIM」が衝撃のプランを提供し始めたので紹介します。
ぶっちゃけ「みんな日本通信SIMに乗り換えればいいのに」と思うくらいコスパがやばいです。現代格安SIMの決定版と言っても過言ではないでしょう。
- 格安SIM(MVNO)とは?
- 日本通信SIMとは
- 日本通信SIMは日本一コスパの良い格安SIM
- 「合理的みんなのプラン」が安すぎてやばい
- 「合理的20GBプラン」も安すぎてやばい
- 合理的かけほプランはイマイチ
- 70分無料通話について解説
- 専用通話アプリの必要なし
- 日本通信SIMの速度は?
- 唯一の欠点は速度切り替え機能がないこと
- 日本通信SIMの口コミ・評判は?
- スマホ保険は保険会社の商品を
- スターターパックは購入すべきか
- “日本通信SIMが安すぎてやばい!”のまとめ
インスタでも節約術を発信しているので是非フォローお願いします。
この投稿をInstagramで見る
格安SIM(MVNO)とは?
三大キャリア(docomo,au,SoftBank)の回線を借りることで、設備投資やメンテナンスコストを抑えることにより、低価格でSIMカードを提供しているのが格安SIMです。また、店舗を持っていなかったり広告費を掛けないことも低価格の要因となっています。
格安SIMについてよくわからない人は、まず以下の記事を読んでいただくと、今回の記事が理解しやすいかと思います。
日本通信SIMとは
日本通信株式会社が以前から運営していた格安SIMブランド・「b-mobile」の兄弟ブランドとして2020年12月に立ち上げたのが、「日本通信SIM」です。
「b-mobile」は世界初の格安SIMとして長く業界を牽引してきたブランドですが、今あえて選ぶメリットは薄いです。それよりも、今は3大キャリアの新プランに対抗する形で立ち上げられた「日本通信SIM」が、従来では考えられない驚愕のプランを提供していることで注目されています。
日本通信SIMは日本一コスパの良い格安SIM
日本通信SIMは、docomoのahamo・auのpovo・SoftBankのLINEMOという3大キャリアの新プランに対抗する形でプランを提供しています。
現時点でプランは3つあるのですが、そのうちの2つ「合理的みんなのプラン」と「合理的20GBプラン」が安すぎてやばいのです。
筆者は、日頃から日本中の格安SIMを調査していますが、日本通信SIMのコスパは日本一と言っても過言ではありません。
携帯代・スマホ代の節約について興味がある人はコチラの記事を参考にしてください。
「合理的みんなのプラン」が安すぎてやばい
データ通信量6GBに70分の無料通話が付いて月額1,390円の「合理的みんなのプラン」は、安すぎてやばいレベルです。
以下の記事による契約中のデータ容量プランについての調査では、3大キャリア利用者で「小容量(月間7GB未満)」が61.4%、格安SIM利用者に限定すると「小容量」プランの契約者は80.9%となっています。
このことから、ほとんどのユーザーは「合理的みんなのプラン」の6GBで十分であると考えられます。また、6GB付近のプランを提供している格安SIM各社と比較した表を作成しました。
ご覧の通り、70分の無料通話が付いていることを考慮すればダントツのコスパでしょう。
「合理的20GBプラン」も安すぎてやばい
データ通信量20GBに70分の無料通話が付いて月額2,178円の「合理的20GBプラン」も、安すぎてやばいレベルです。
このプランは、3大キャリアに対抗して登場したプランなのですが、3大キャリアよりも圧倒的にコスパがよく、それは下の画像を見ても一目瞭然かと思います。
3大キャリアと比べた時に、劣っているのは20GB超過時の速度ぐらいではないでしょうか。しかし、その後の追加データ容量に関しては、3大キャリアの半額で購入することができるため日本通信SIMの方がお得でしょう。
3大キャリアの新プランへ切り替えるためには、ネット上で手続きを行う必要がありますが、その手続きができる人は、格安SIMの「日本通信SIM」にするだけで最低でも毎月792円節約することができます。
1年で9,504円、10年で95,040円、また家族全員分と考えればまだまだ大きい金額になります。これを機に日本通信SIMへの移行を考えてみてはいかがでしょうか。
合理的かけほプランはイマイチ
データ通信量3GBに無制限のかけ放題が付いて2,728円の「合理的かけほプラン」はイマイチです。いえ、十分安いのですが「合理的みんなのプラン」と「合理的20GBプラン」程のインパクトがないのです。
というのも、OCNモバイルなら同じくデータ通信量3GBに無制限のかけ放題付きで、月額2,420円に抑えることが可能だからです。
日本通信SIMの「合理的かけほプラン」は、無制限のかけ放題を付けることが可能な格安SIMの中では恐らく日本で2番目に安いのですが、どうせなら1番安いOCNモバイルを選ぶことをおすすめします。
ocnモバイルの申し込みはコチラ
70分無料通話について解説
日本通信株式会社は、70分の無料通話の根拠として「統計データによると、スマホユーザーの月間平均通話時間は130分であり、仮に発信と着信が半々とするならば料金のかかる発信は65分である。」との見解を示しています。
この通りだとすれば、大半のユーザーは無料通話の70分で通話料を賄えることになるため、正に統計と計算に基づいた”合理的なプランである”と言えるでしょう。
実際、これを機に筆者の発信通話時間を調べてみたところ、月間45分でしたので余裕で無料通話内に収まります。なお、筆者は仕事で自分のスマホを使って通話を行うことはありません。
ちなみに、70分を超えると通話料は30秒あたり11円となります。
合理的プランが安すぎてやばい理由をさらに深掘り
BIGLOBEモバイルに「通話パック60」という、60分の無料通話オプションが660円で提供されています。このことから考えると日本通信SIMの70分無料通話は約700円程度と推察できます。
それでは、「合理的みんなのプラン」と「合理的20GBプラン」に付いている70分無料通話を抜きにして考えた場合、プラン料金は実質いくらになるのでしょうか。
計算としては、70分無料通話の推定料金である700円を「合理的みんなのプラン」と「合理的20GBプラン」の月額料金から引くだけで、以下のようになります。
【合理的みんなのプラン】
1,390円 - 700円 = 690円/6GB
【合理的20GBプラン】
2,178円 - 700円 = 1,478円/20GB
これがいかに安いかは、他の格安SIMと比較すれば一目瞭然です。
本当に安すぎて驚くコスパなのですが、このぐらいの料金がスタンダードになっていくのでしょうか・・・。
実際には「70分無料通話を取り外すことはできない」のですが、合理的プランがいかにやばいかを感じて頂きたくて解説しました。
専用通話アプリの必要なし
「日本通信SIM」は安さだけではなく、その使い勝手の良さにも筆者は注目しています。
多くの格安SIMでは、通話定額オプションを利用するために専用の通話アプリから発信しなければならないことをご存知でしょうか。
例えば、mineoの「mineoでんわ」やUQモバイルの「UQおはなしアプリ」等がそうですが、これの面倒な点は着信履歴からそのまま発信できないことです。
詳しく説明すると、着信は標準の通話アプリで受けるのが当然ですから、着信履歴の相手へ発信したい場合には、一度専用アプリに切り替えて発信する必要があるのです。
しかし、アプリ不要の「日本通信SIM」なら、ただそのまま標準の通話アプリから掛けるだけで済むのです。
日本通信SIMの速度は?
高速通信時の速度に関して、悪いクチコミはほとんど見られず、むしろ良い口コミがほとんどでした。格安SIMの中でもかなり早い方に分類されるでしょう。
一方、低速通信時の速度が公式サイトに載っていなかったためサポートに問い合わせたところ、「低速時の通信速度は環境次第で変化するのでお答えしていない」とのことでした。
筆者的には、低速時の速度は重視するポイントなので調べたところ、実際に低速時の速度を計測している方のブログを発見しました。
この方の検証によると、「低速通信時の速度は128kbpsだろう」とのことでした。
この128kbpsという速度ですが、動画視聴はもちろんインスタやHP閲覧も厳しいと言わざるを得ません。データ容量を使い切った場合はスマホいじりを我慢するか、追加容量を購入することになるでしょう。
幸い追加容量の料金は1GB/275円と良心的な価格設定となっております。
唯一の欠点は速度切り替え機能がないこと
携帯代をうまく節約している人の多くは、速度切り替え機能を使ってあえて低速モードに切り替えることにより、高速データ容量を節約し月額料金を抑えています。
しかし、日本通信SIMには速度切り替え機能自体がないので、このような使い方をすることができません。常に高速モードで通信を行うことになるという欠点は頭に入れておきましょう。
前述したとおり、日本通信SIMの低速モードでの速度は128kbpsであり、この速度で出来ることはかなり制限されます。なので、たとえ速度切り替え機能があったとしても、128kbpsでできることはメッセージアプリによるテキストのやり取りぐらいしかないでしょう。
日本通信SIMの口コミ・評判は?
格安SIMに乗り換える上で「速度」は重要な指標ですが、日本通信SIMの速度はかなり早いみたいで評判も上々です。また、マイページが見やすい・操作しやすいという口コミも見られました。
日本通信SIMでスピードテスト
— ごじゃっぺ (@2187H) 2021年2月27日
休日の昼間だし速度出ないでしょ……って思ったら自宅のWi-Fiより早くてたまげた pic.twitter.com/os6KqCiqfI
格安SIMはahamoやLINEMOが話題だけど、日本通信SIMがかなり頑張ってることみんなに知って欲しい…
— とし🌐美容Tips (@toooshi_k) 2021年3月23日
今ある各社プランの中で一番お得だし、YouTuberが速度検証してたけど光回線並みに速かった pic.twitter.com/inGQau2dp5
今日で大手キャリアのいわゆる2980 円プランが出揃いましたが、日本通信SIMの速度が相変わらず爆速なので、もうこれでいいんではないかという説。 pic.twitter.com/lC5S3Eggkr
— マツダ/ スマホのお話@YouTube (@matsuda_spr) 2021年1月13日
日本通信SIM、6GB+70分無料通話、1390円(税込)のみんなのプラン、20GBプラン以上の反響があるんじゃないですか?
— にゃむネコ (@GABABZreceptor) 2021年6月5日
実際めちゃくちゃ安いし、格安SIMの決定版みたいなもんですしね。しかも速度速いですし。#日本通信 #格安SIM #格安スマホ #携帯料金 #MVNO #SIM #スマホ pic.twitter.com/2i5aBLg9G1
日本通信simのマイページ、シンプル。必要なものだけ集めた感じで見やすい👀🤝あと解約ボタンがこんなにすぐ見つかる場所にあるのね。 他社もこのくらいわかりやすく表示すべきだと思うわ 印象良い👌 pic.twitter.com/QkwWNgzq31
— ざらめ雪・ω・♡bichonlove (@yuki_ekimemo) 2021年6月15日
スマホ保険は保険会社の商品を
3大キャリアから格安SIMに乗り換えるにあたり、「スマホの保険はどうすればいいのか」と心配される方がいますが、その必要はありません。
むしろ、スマホの保険はメーカーやキャリアで加入する時代ではありません。理由は単純にコスパが悪いからです。
保険会社ではかなりコスパの良いスマホ保険が提供されており、加入するのなら絶対にそちらをおすすめします。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。
スターターパックは購入すべきか
格安SIMには、初期手数料の3,300円を無料にすることができる”スターターパック”という商品が数百円で販売されていることがあり、「日本通信SIM」も例外ではありません。
しかし、「日本通信SIM」のスターターパックの料金はアマゾンで約3,000円で販売されていますが、初期手数料の3,300円とほとんど変わらないためお得感は小さいです。少しでも安く済ませたい人で時間に余裕がある人は購入して損はありません。
“日本通信SIMが安すぎてやばい!”のまとめ
3大キャリアの新プラン登場を皮切りに、格安SIMでもプラン料金の見直しが続々と行われています。その中でも「合理的みんなのプラン」と「合理的20GBプラン」は衝撃の安さです。
まだ3大キャリアを使っている人や携帯代・スマホ代を節約したい人は、とりあえず日本通信SIMを選べば間違いはないでしょう。
もっともっと携帯代を節約したい人には、以下の記事もオススメです。