50GB/月という大容量にも関わらず、月額2,728円というかなりお得な格安SIM「ドネドネ」が登場しました。この格安SIMは低価格の代わりに、通信速度が最大3Mbpsとなっています。
そこで本記事では、ドネドネの特徴を解説し3Mbpsという通信速度の使い心地も紹介します。併せてドネドネをおすすめできる人とできない人についても触れています。
なお、本記事は「音声通話+データ通信プラン」についての解説となります。
- ドネドネとは
- 格安SIMとは
- 貴重な50GBプランの格安SIM
- プランは「ベーシックU」と「カスタムU」の2種類
- 通信速度3Mbps、1Mbpsってどのくらい?
- 安心のau回線
- もちろんテザリングも使用可能
- 社会貢献活動に参加できる
- ドネドネをおすすめする人
- ドネドネをおすすめしない人
- SIMロック解除の必要がある場合も
- 高速データ通信の方が良い人は・・・
- 50GBで2,728円の格安SIM「ドネドネ」のまとめ
ドネドネとは
2021年7月1日から、BIGLOBEが新たに展開した格安SIMブランドが「donedone(ドネドネ)」です。
ドネドネの特徴を要約すると、「高速ではないが中速で50GBという大容量を格安で使うことができる」格安SIMであると言えます。さらに、社会貢献活動に参加できるというのも魅力の一つとなっています。
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格安SIMとは
ドネドネの特徴を説明する前に、格安SIMとは何なのか、その基本知識をおさらいしておきます。
三大キャリア(docomo,au,SoftBank)の回線を借りることで、設備投資やメンテナンスコストを抑えることにより、低価格でSIMカードを提供しているのが格安SIMです。また、店舗を持っていなかったり広告費を掛けないことも低価格の要因となっています。
厳密には、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供する会社のことを「MVNO」と呼び、その「MVNO」が提供するSIMカードのことを『格安SIM』と言います。しかし、ほとんどの場合同じ意味で使われているため「格安SIM=MVNO」と思っていただいて大丈夫です。
格安SIMについてよくわからない人は、まず以下の記事を読んでいただくと、今回の記事が理解しやすいかと思います。
貴重な50GBプランの格安SIM
格安SIMには、そもそも30GBを超える大容量のプランが少なく、実際「ドネドネ」登場以前は「リンクスメイト」と「エキサイトモバイル」の2社しかありませんでした。
それぞれの月額料金は、リンクスメイトが5,500円、エキサイトモバイルは11,198円と50GBという容量を考えれば当然ですが、高額となっています。
しかし、「ドネドネ」は通信速度を中速に制限することで、50GBで2,728円という低価格を実現しています。
中速通信の使い心地については後述していきます。
プランは「ベーシックU」と「カスタムU」の2種類
ドネドネには2種類のプランがあり、どちらも50GB - 2,728円なのですが、それぞれで通信速度が若干変わってきます。
結論として、どちらか迷ったら「ベーシックU」を選ぶと良いでしょう。
ベーシックU
通信速度上限が3Mbpsで、ひと月の総通信量が50GBを超えると、その後の通信速度は1Mbpsに制限されるという基本のプランです。
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カスタムU
全10コの対象アプリの中から3つを選択し、選択したアプリ使用中は速度上限なし、つまり高速データ通信ができます。
その代わり、その他のアプリに掛かる通信速度は上限が1Mbpsに制限されます。また、ベーシックUと同じく、ひと月の総通信量が50GBを超えると、その後の通信速度は1Mbpsに制限されます。
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通信速度3Mbps、1Mbpsってどのくらい?
ドネドネへの乗り換えを検討する上で、一番気になるのは3Mbps、1Mbpsという通信速度の使い心地でしょう。
結論は、通信速度が1Mbpsあれば大抵のアプリはストレスなく操作可能です。3Mbpsもあればさらに快適に使うことができるでしょう。
例えばYouTubeの場合、1Mbpsあれば「SD 360p」の画質でサクサク視聴できますし、3M bpsもあれば「HD 720p」の高画質で動画を視聴することができます。
しかし、もっと高画質の動画(4Kなど)を見るには速度が足りませんし、また「荒野行動」や「PUBG」などのバトルロイヤルゲームをするにはやや速度が足りません。
その他のアプリの使用感については、以下の記事が参考になるかと思います。
安心のau回線
ドネドネはau回線の一部を借りているため、電波も通信速度も安定しています。
格安SIMだからといって電波が入りづらかったり、電話が繋がりづらくなるようなことは一切ありません。通常のau回線とほぼ同じように使うことができます。
格安SIMに乗り換えるのが不安な人は、以下の記事でデメリットを確認しておくと良いでしょう。
もちろんテザリングも使用可能
50GB/月の大容量はかなり余裕があるため、データ消費を気にすることなくテザリングを楽しめるでしょう。
テザリングについてよくわからない人は、以下の記事が参考になるかと思います。
社会貢献活動に参加できる
ドネドネは社会貢献活動として、月額料金から50円を各団体に寄付しているため、ユーザーは間接的に社会貢献活動に参加していることになります。
「教育」「健康」「海洋」「環境」「医療」の5領域の中から、支援したい領域を1つ選択し、ユーザーはその領域の団体を支援することができます。また、災害発生時は「緊急」の領域が追加され、必要な団体へと寄付されます。
ドネドネというブランド名は「ドネーション=寄付」に由来しています。
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ドネドネをおすすめする人
・高速通信は必要ない人
・自宅に固定回線がなく大容量が必要な人
・社会貢献活動に参加したい人
ドネドネをおすすめしない人
・4K動画などの高画質動画を見たい人
・バトルロイヤルゲームガチ勢の人
・自宅に固定回線がある人
SIMロック解除の必要がある場合も
ドネドネはau回線を使用しているため、au以外のSIMロックが掛かっている端末では、ドネドネのSIMカードを挿入しても使うことができません。
auのSIMロックなら、掛かっていてもそのまま使えるのですが、SIMロックにはデメリットしかないのでこれを機に解除しておくことをおすすめします。
SIMロックがなんのことかわからない人やSIMロックの解除方法について知りたい人は、以下の記事が参考になるかと思います。
高速データ通信の方が良い人は・・・
ドネドネの3Mbpsじゃ速度が足りない人、どうしても高速データ通信で50GBが必要な人は、月額5,500円のリンクスメイトをおすすめします。
もっと容量を落とせるのなら、以下の記事で容量別に最安キャリアを紹介しているので、そちらを参考にしてください。
また、自宅での使用がメインの人はスマホのデータ容量を上げるのではなく、固定回線を契約するのもおすすめです。固定回線なら容量は無制限ですし、通信速度も段違いに速いです。
おすすめの固定回線については、また別の記事で紹介します。
50GBで2,728円の格安SIM「ドネドネ」のまとめ
ドネドネは、「大容量の格安SIMが必要だけど高速通信は必要ない」というユーザーにとって最高の格安SIMです。
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ドネドネは最高3Mbpsという通信速度ですが、もし「1.5Mbpsでも全然オッケー」といいう人は、マイネオのパケット放題Plusは100GBを月額1,683円で使うことができるため、コチラもかなりおすすめです。