世の中にはいろいろな保険商品がありますが、本当に必要な保険は”3つだけ”と言っても過言ではありません。
さて、その人生に必要な3つの保険とは「生命保険・自動車保険・火災保険」なのですが、なぜこれらの保険が人生に必要なのか。併せて保険に加入する際のコツについて解説し、さらに3つ以外の保険にはなぜ入らない方がいいのかについても紹介します。
保険買うより貯金しよう
大前提として、保険という商品は「加入者が損をして保険会社が得をする」ように出来ています。保険がボランティアではなくビジネスである以上、これは当たり前の事実なのです。
「保険は損をする」と言うと『私は保険で儲かったよ』と言う人が必ず現れるのですが、その考えは間違っています。なぜ間違っているのかも含めて「保険がお金の無駄である理由」を以下の記事で解説しています。興味がある方はご覧ください。
とにかく、今よりも生活をラクにしたいのなら保険にお金を遣うのではなく、そのお金を貯金や投資に回すのが賢い選択であることは間違いありません。繰り返しになりますが、保険ではなく貯金や投資をおすすめする理由は「保険はお金の無駄」だからです。
知っておきたい保険の考え方
筆者はすべての保険商品を否定しているわけではなく、むしろ人生に必要なものであるとも思っています。しかし、一部の必要な保険以外はほとんどがゴミ商品であることも同時に理解しておかなければなりません。
これは特定のリスクに対して「保険で備えるかどうか」の考え方を示した画像です。このイラストの(A)にあたる『起きる確率は低いが、もし起きてしまったとき生活が困窮する程の損害が発生するリスク』にだけ保険で備えるのがセオリーなのです。
詳しくは後述しますが、(A)には『生命保険・自動車保険・火災保険』などが該当します。この他にも、例えば趣味がゴルフの人は「ゴルファー保険」なども(A)に該当すると考えてよいでしょう。
このように、自分に必要な保険はその人による部分もあるので、入るべきか迷った保険は上の画像に当てはめて考えることで無駄な保険に入ってしまう可能性を減らすことができます。
それでも判断に迷ってしまう場合は、お金のプロに相談してみるのもおすすめです。保険ONLINEはスマホ1つあれば自宅で保険の相談をすることが可能で、オンライン相談のため対面での会話が苦手な人にもおすすめです。大切なお金を守るために利用できるものは積極的に利用していきましょう。
人生に必要な保険は3つだけ
前述したとおり保険は入れば入るほど損をしてしまうため、なるべく入るべきではありませんが、(A)にあたる『生命保険・自動車保険・火災保険』には加入しておくべきです。
むしろ、この3つの保険にさえ入っておけば他の保険はいらないと言っても過言ではありません。ここからはこれら3つの保険に加入する際のコツについて解説していきます。
生命保険
あなたのお給料で家族を養っている場合、死んでしまったあなたが生命保険に加入していなければ、残された家族の生活は困窮しかねません。
あなたが将来稼ぐであろう数千万円〜数億円を失ってしまうリスクに貯金で備えようとするのは現実的ではありませんよね。だから生命保険は必要なのです。
逆にいえば、独身で養っている家族がいなければ生命保険に加入する必要はないので、そんな人は解約しても全く問題ないでしょう。また、生命保険は掛け捨てで十分です。貯蓄型にしたり無駄な特約を付けたりするほどにコスパは悪くなるので気を付けてください。
生命保険の相談は保険ONLINEがおすすめです。相談はもちろん無料なので、大切なお金を守るために利用できるものは積極的に利用していきましょう。
自動車保険
強制加入である自賠責保険では最高4000万円までの対人補償しかカバーできないため、任意の自動車保険への加入は必須です。
以下の記事では、自動車保険の必要性をもっと詳しく紹介しています。また、自動車保険料を安くする方法や車両保険の必要性についても解説しています。
火災保険
家を購入する場合、数千万円単位の住宅ローンを組むのが一般的ですが、もしもその大事な家が災害に見舞われたとき、火災保険に加入していなければローンだけが残ってしまうため経済的ダメージが大きいです。
家を購入したら火災保険には必ず加入するべきですが、家と同じぐらい日々の生活も大切なので無駄な保険料は払いたくないものです。
以下の記事では、火災保険料を安くする方法やその必要性についても解説しています。また、賃貸の場合はどうするべきかについても紹介しています。
人生に不要な保険4つと理由
入っている人は多いけれど、実は人生に不要な保険4つとその理由について紹介していきます。
医療保険
日本は「国民皆保険」といって、すべての国民は公的医療保険への加入を義務付けられています。皆さんが加入している健康保険や国民健康保険などがそうですが、この日本の公的医療保険は最強過ぎるので、さらに民間の医療保険に加入するのはヘルメットを被って車を運転するのと同じようなものです。
しかし、周りを見てみるとかなりの人が民間の医療保険に入っているのが現実です。その理由は、「公的医療保険がどのぐらい最強か理解していないから」でしょう。
病気や怪我での治療費に一体いくらぐらい掛かるのか。健康保険でどのくらいカバーできるのかを知れば、民間の医療保険など必要ないことがわかります。公的医療保険については、また別の記事でわかりやすく紹介します。
貯蓄型保険
解約時や満期時に積み立てたお金が返ってくるのが貯蓄型の保険ですが、本当にゴミ商品なので絶対に入らない方がいいです。
お金を貯めたいのなら貯金、お金を増やしたいのなら投資をやるべきです。本来、貯金も投資も自分一人でできることなのに、間に保険会社が入ると恐ろしい程の手数料を取られます。
毎月の保険料に対して補償も薄く、肝心の貯蓄も全然増えないので本当におすすめできません。
学資保険
「子供が産まれたら学資保険に入るのは常識」みたいな風潮がありますが、これは保険会社によるイメージ戦略です。あなたの周りに「えっ?学資保険入ってないの?(ドン引き)」みたいなことを言っている知人はいませんか?
こういうことを言っている人は、保険会社のセールストークにまんまと騙されている残念な人なので無視してOKです。
学資保険はなぜ入らない方がいいのか、既に入っている人はどうすればいいのか、学資保険の代わりに何をすればいいのかについては、以下の記事で紹介しています。
個人年金保険
老後資金の不安から加入してしまう人が多い個人年金保険ですが、これも貯蓄型保険の一種なのでぼったくりゴミ商品です。
繰り返しになりますが、お金を増やしたいのであれば、自分でNISAやiDeCoをやるのが最善策なのです。保険はお金を増やす手段ではありません。保険でお金を増やそうと考えるから手数料をぼったくられて結果的にお金が全然増えないのです。
「人生に必要な保険は3つだけ」のまとめ
人生に最低限必要な保険は「生命保険・自動車保険・火災保険」たったの3つだけです。
不要な保険は解約し、浮いたお金で貯金や投資をしてください。保険でお金を増やそうと考えると必ずぼったくりに遭います。自分で判断するのが難しいのなら保険ONLINEでの無料相談がおすすめです。