専業主夫の超節約術

格安SIM、光回線を中心に資産形成のための超お得な節約術を紹介します。

専業主夫の超節約術

SIMロックの解除→確認を自分で行う手順を解説!【ドコモ,au,ソフトバンク】

f:id:otokonobiyo:20210721152012p:plain

SIMロックとは何か

SIMロック解除のメリット・デメリット

SIMロック解除の手順

SIMロックかSIMフリーかの確認方法

本記事では、上記について解説しています。また、携帯代の節約におけるSIMフリー化の重要性にも触れています。

SIMロックとは

f:id:otokonobiyo:20210718210451p:plain

大手携帯キャリアが販売する端末には、他社のSIMカードが利用できないようにするためのロックがかかっています。これを「SIMロック」と呼びます。例えば、ドコモで購入した端末にauのSIMカードを挿してもそのままでは使用できないのです。

これは、キャリアにとってはユーザーを囲い込むための良策になるのに対し、ユーザーからすれば他社へ乗り換える際に生じるハードルとなります。このようにユーザーにメリットのない「SIMロック」は問題視されており、2021年10月から原則禁止となりました

「SIMロック」は解除することが可能で、「SIMロック」が掛かっていない状態のことを「SIMフリー」と呼びます。今回はそのSIMフリー化についての記事です。

SIMロックを解除するメリット

SIMロックを解除することにデメリットはありません。SIMロックとは、私たちユーザーにとって百害あって一利なしの機能なのです。

一方、SIMロックを解除することによるメリットはかなり大きいです。手続きが複雑なわけでもないのでメリットを確認しSIMフリー化することをおすすめします。

どんなSIMカードでも使えるようになる

f:id:otokonobiyo:20211106120141p:plain

端末をSIMフリー化することで、どのキャリアのSIMカードでも使うことができるようになります。こうすることで、いま使用している端末はそのままで、契約するキャリアだけを簡単に乗り換えられることができます。

格安SIMをはじめ、たくさんのキャリアが台頭し料金プランも頻繁に変更される昨今、一つのキャリアにこだわり続けるメリットはほとんどありません。いつでも身軽に乗り換えられるようにSIMロックは解除しておくべきです。

また、海外では日本のSIMカードは使うことができません。そのため空港等でプリペイド式の現地用SIMカードを購入する場合がありますが、その際もSIMフリー端末ならばすぐに使うことができます。

価値が上がる

f:id:otokonobiyo:20210721144359p:plain

メルカリやヤフオク等を見れば一目瞭然ですが、SIMロック端末とSIMフリー端末を比べた場合、SIMフリー端末の方が高値で取引されています。中古スマホ買取店でも同じく、SIMフリー端末の方が高値で買い取ってくれます。

SIMフリー化を行うだけで端末の価値が上がるため、いざ手放す時のためにも是非実施しておくことをおすすめします。

携帯代を節約したいならSIMロックを解除しておいた方がいい

f:id:otokonobiyo:20210608230039p:plain

携帯代を節約する最大のコツは、自分にあった料金プランを提供するキャリアで契約することです。そして、近頃は各キャリアの値下げ合戦により、新しい料金プランが出まくっています。

よりお得なプランが出た場合、スムーズにそのキャリアへ乗り換えられるようSIMフリー化しておくことは携帯代の節約に直結するでしょう。SIMロックがキャリア乗り換えの妨げになることは避けなければならないのです。

SIMロック解除を自分でするメリット

端末のSIMロックを解除する方法には以下の2つがあります。

①電話やショップで手続きする(3,300円)

②WEBページ上で自分で手続きする(無料)

①の場合は3,300円の手数料が掛かってしまうのですが、②の場合は無料でできます。自分で手続きする難易度は高くないので、節約の観点から言うと②の方を強くおすすめします。

SIMロック解除の条件

キャリアで購入した端末全てがSIMロックを解除できる訳ではないので注意してください。具体的には以下の条件を満たしている必要があります。

・端末代金を精算済み、または購入日から100日経過済み若しくはクレジットカードによる支払いを設定していること

・ネットワーク利用制限等のロックがかかっていないこと

・SIMロック解除可能端末であること

補足 ネットワーク利用制限とは、端末の分割払いが滞ったり代金の未払いが発生した場合にキャリアから通信制限が掛けられてしまうこと。

SIMロック解除を自分でする手順

SIMロックをwebページから自分で行うには、それぞれのキャリアの専用ページから手続きを行う必要があります。

注意点としては、2015年5月以前に発売された端末及び中古で購入した端末はショップでしかSIMロック解除ができない可能性が高いです。

ドコモで購入した端末の場合

マイドコモにログイン→メニューの中から「サービス一覧」を選択→「SIMロック解除」→必要項目の入力→手続き完了

auで購入した端末の場合

My auにログイン→メニューの中から「契約内容手続き」を選択→「SIMロック解除のお手続きはこちら」を選択→必要項目の入力→手続き完了

ソフトバンクで購入した端末の場合

マイソフトバンクにログイン→メニューの中から「契約・オプション管理」を選択→必要項目の入力→手続き完了

SIMロックが解除されたか確認する方法

端末が現在SIMロックなのかSIMフリーなのかを確認する方法を画像付きで紹介します。

iPhoneでの確認方法 

f:id:otokonobiyo:20211106120517j:plain

「設定>一般>情報」から『SIMロック』という項目を探してください。「SIMロックなし」と表示されていれば、その端末はSIMフリーの状態です。反対にSIMロック状態であれば「SIMロックあり」と表示されます。

Androidでの確認方法 

「設定>端末情報」から『SIMロックステータス』という項目を探してください。「許可されています」と表示されていれば、その端末はSIMフリーの状態です。

ただ、Androidは機種により確認方法が違う場合があり、単語も別の言葉である場合があります。

別回線のSIMカードを挿してみる方法

前述した方法でうまくいかなければ、実際に別回線のSIMカードを挿してみることで確認することができます。

ドコモで購入した端末なのであれば、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどのSIMカードを挿してみましょう。そのまま使うことができれば、その端末はSIMフリーの状態です。

SIMロック解除の必要性

f:id:otokonobiyo:20210718212439p:plain

当ブログでは、携帯代の節約術として格安SIMへの乗り換えを推奨していますが、同じ回線を使用した格安SIMならばSIMロックが掛かったままでも使うことができます。

例えば、「日本通信SIM」という格安SIMはドコモ回線なので、ドコモのSIMロックが掛かったままでも使用することができます。

ただ、SIMロックが掛かっていることによるメリットは一つもないし、選択肢のキャリア選択の幅が広がるため、やはり解除しておくに越したことはありません。

格安SIMについて興味がある人は、以下の記事が参考になるかと思います。

SIMロックの解除→確認を自分で行う手順のまとめ

SIMロックの解除は本記事で説明した手順に従えば、特に難しいことではありません。携帯代の節約を考えている人は全員がやっておくべきことでしょう。

SIMロックの解除は、携帯代節約のための第一歩なのです。