・コスパの良い格安SIMが知りたい
・楽天モバイル以外で探している
・最低利用期間や違約金がないのがいい
今回は、上記のような希望を満たす格安SIM「リペア」について解説した記事です。
意外と知られていませんが、コスパが良く独自のサービスも提供している「リペアSIM」という格安SIMがかなりおすすめなので、詳しく紹介していきます。
- 格安SIM(MVNO)とは?
- リペアSIMとは
- 3プラン中2つが業界最安
- iPhoneの修理代金が安くなる
- 最低利用期間・違約金がない
- 安心のドコモ、ソフトバンク回線
- リペアSIMの速度は?
- 速度切り替え機能はなし
- リペアSIMの口コミ・評判は?
- スマホ保険は保険会社の商品を
- スターターパックは購入すべきか
- 認知度低いけど安くておすすめ「リペアSIM」のまとめ
格安SIM(MVNO)とは?
三大キャリア(docomo,au,SoftBank)の回線を借りることで、設備投資やメンテナンスコストを抑えることにより、低価格でSIMカードを提供しているのが格安SIMです。また、店舗を持っていなかったり広告費を掛けないことも低価格の要因となっています。
格安SIMについてよくわからない人は、まず以下の記事を読んでいただくと、今回の記事が理解しやすいかと思います。
リペアSIMとは
iPhone修理サービスでお馴染みの「アイサポ」を運営している『株式会社ギア』が、格安SIM事業として展開しているブランドが「リペアSIM」です。
意外と知られていませんが、月額料金のコスパが良く独自のサービスも受けられる、筆者が自信を持っておすすめする格安SIMの一つです。
それでは「リペアSIM」の魅力を紹介していきます。
3プラン中2つが業界最安
リペアSIMには、上の画像のとおり3GB、10GB、20GBの3つのプランがあるのですが、このうち10GBと20GBのプランが業界最安の料金となっています。しかも、「データ+音声通話プラン」と「データ専用プラン」の両方ともです。
ちなみに、「データ+音声通話プラン」の格安SIM各社との比較表がコチラです。
そして、「データ専用プラン」の格安SIM各社との比較表がコチラです。
特筆すべきは、IIJmioのeSIMプランよりも安いことです。通常eSIMはSIMカードを発行する必要がないため、その分料金を抑えてサービスを提供できるのですが、リペアSIMはeSIMではないにも関わらずIIJmioよりも安いのです。
決してIIJmioが割高というわけではないということは、IIJmioのeSIMプランがリペアSIMを除く全てのキャリアよりも安いことが証明しています。つまり、リペアSIMのコスパは企業努力の結果なのです。
ちなみに、9GB以下のプランとなるとリペアSIMよりも安い格安SIMがあるので、お探しの方は以下の記事を確認してください。
iPhoneの修理代金が安くなる
リペアSIMの契約期間中は、iPhone修理サポート「アイサポ」での修理代金がいつでも10%OFFになります。「アイサポ」と運営母体が同じリペアSIMだからできる、魅力的なサービスです。
当ブログでは、スマホ保険への加入は推奨していないのですが、リペアSIMを契約するだけでiPhoneの故障リスクに備えられるのは大きなメリットです。
なお、以前は一回目の修理代金は全額キャッシュバックされていましたが、2021年6月1日の料金プランの改訂と共にこのサービスはなくなってしまいました。とても魅力的なサービスだったので非常に残念ですが、業界最安の月額料金を実現するためにはしょうがないことかと思います。
また、Androidユーザーはこのサービスを受けることはできませんが、月額料金の安さだけでも十分リペアSIMを選ぶ価値があります。
最低利用期間・違約金がない
「音声+データSIMプラン」には最低利用期間が設けられていることが多いのですが、「リペアSIM」には最低利用期間も違約金もありません。
契約してみて自分に合わなかったらすぐに解約できるので、とりあえず使ってみようかなという気持ちで試せるのが嬉しいポイントです。
最低利用期間が設けられている他社の場合、期間は大抵1年に設定されていて、それを超えることなく解約手続きを行った場合、各社まちまちですが10,000円以上の違約金が発生することが多いです。
格安SIMを選ぶ場合には、最低利用期間や違約金の有無もチェックしておくべきポイントです。
安心のドコモ、ソフトバンク回線
リペアSIMはドコモとソフトバンク回線の一部を借りてサービスを提供しているため、電波も通信速度も安定しています。
格安SIMだからといって電波が入りづらかったり、電話が繋がりづらくなるようなことは一切ありません。通常のドコモ・ソフトバンク回線とほぼ同じように使うことができます。
格安SIMに乗り換えるのが不安な人は、以下の記事でデメリットを確認しておくと良いでしょう。
リペアSIMの速度は?
リペアSIMを使っている人はまだまだ少ないということもありますが、高速通信時の速度に関して、悪いクチコミはほとんど見られませんでした。
また、格安SIMと言っても使っているのはドコモ回線もしくはソフトバンク回線なので、
一方、低速通信時の速度が200kbpsとなっており、この速度でできることはかなり限られます。データ容量を使い切った場合はスマホいじりを我慢するか、追加容量を購入することになるでしょう。
ただ、リペアSIMの200kbpsというのは、決して特別遅いわけではなく、低速通信では標準的な速度ですので、他の格安SIMと比較してもデメリットとは考えられないでしょう。
なお、データチャージの料金は1GB/550円となっております。
速度切り替え機能はなし
携帯代をうまく節約している人の多くは、速度切り替え機能を使ってあえて低速モードに切り替えることにより、高速データ容量を節約し月額料金を抑えています。
しかし、リペアSIMには速度切り替え機能自体がないので、このような使い方をすることができません。ほとんど高速モードで通信を行うことになるという点は頭に入れておきましょう。
速度切り替え機能が必要な方は、別の格安SIMをおすすめします。低速通信ありきで格安SIMを選ぶ人には以下の記事が参考になるかと思います。
繰り返しになりますが、リペアSIMの低速モード時の速度は200kbpsで、この通信速度で出来ることはかなり限られます。なので、リペアSIMにおける速度切り替え機能の必要性は、そもそも低いと考えます。
リペアSIMの口コミ・評判は?
リペアSIMは魅力的な格安SIMですが、まだまだ認知度が低く、ここ最近の口コミや評判はほとんどありません。
認知度が低い要因には、店舗がないことや広告宣伝費を掛けていないことが考えられますが、これらは安さの裏返しとも取れます。
口コミや評判がないと不安に感じる人もいるかもしれませんが、幸い最低利用期間も違約金もありませんので、気に入らなければいつでも解約することが出来ます。
ちなみに、筆者がお問い合わせ窓口に電話したところ、スタッフの対応は素晴らしく好印象を受けました。
スマホ保険は保険会社の商品を
3大キャリアから格安SIMに乗り換えるにあたり、「スマホの保険はどうすればいいのか」と心配される方がいますが、その必要はありません。
むしろ、スマホの保険はメーカーやキャリアで加入する時代ではありません。理由は単純にコスパが悪いからです。
保険会社ではかなりコスパの良いスマホ保険が提供されており、加入するのなら絶対にそちらをおすすめします。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。
スターターパックは購入すべきか
格安SIMには、初期手数料の3,300円を無料にすることができる”スターターパック”という商品が数百円で販売されていることが多いのですが、リペアSIMは今のところ販売がありません。
正確には、アマゾンに販売ページがあるのですが“現在品切れ中”となっているのです。
在庫が復活した際は、本記事でお知らせいたします。
認知度低いけど安くておすすめ「リペアSIM」のまとめ
リペアSIMは業界最安クラスのコスパであり、iPhoneユーザーの場合はさらにメリットが大きいです。
リペアSIMのコスパを知るためには、20社の格安SIMを比較した以下の記事を見てみるのも面白いかもしれませんよ。