専業主夫の超節約術

格安SIM、光回線を中心に資産形成のための超お得な節約術を紹介します。

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ヘビーユーザーだった私が楽天経済圏をやめた理由4つ

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楽天経済圏は、初心者でも効率よくポイントを貯められることから、節約思考の方を中心に人気です。

実際、筆者自身も楽天経済圏に身を置いてから数年が経過しており、これまでの累計獲得ポイントは25万円分を超えています。

しかし、遂に筆者は「楽天経済圏をやめた」と言える状況になりました。

本記事では、楽天経済圏にドップリ浸かっていた筆者が、楽天経済圏をやめた理由4つについて解説していきます。

楽天経済圏とは

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生活に関するあらゆるサービスを楽天グループに集約することで、効率よく楽天ポイントを貯めたり、貯めたポイントを運用して家計全体の支出を減らす行動のことをいいます。

例えば、「スマホは楽天モバイル、買い物は楽天市場で支払いは全て楽天カードで」など、楽天グループのサービスを多く利用することで、楽天市場でのポイント獲得倍率が上がっていくのです。

これをSPU(スーパーポイントアッププログラム)と呼びます。

以下の記事では、楽天経済圏の始め方をわかりやすく解説しています。

楽天経済圏をやめた理由4つ

ポイント経済圏としては最も利用されている楽天経済圏ですが、メリットばかりではありません。

実際に楽天経済圏ヘビーユーザーだった私が、楽天経済圏をやめた理由4つについて解説します。

①改悪が多すぎるから

楽天モバイルによる携帯事業参入以降、楽天ポイント進呈に関する改悪が立て続けに起きています。

例えば、楽天ゴールドカードのSPU倍率が通常の楽天カードと同等に引き下げられたり、楽天カードによる公共料金の支払いで得られるポイントが1%から0.2%に引き下げられたりしています。

楽天経済圏のお得感は段々と減少しています。今後も楽天ポイントに関する改悪は行われる可能性があり、内容次第では楽天経済圏をやめるための理由になり得るでしょう。

ここ最近で改悪された事項と対策については、以下の記事にまとめています。

最近で一番の衝撃だった改悪事項は、楽天モバイルの「0円プラン廃止」でしょう。筆者が楽天経済圏をやめた一番の理由です。

②無駄遣いしてしまうから

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楽天市場で定期的に行われる楽天スーパーセールやお買い物マラソンでは、商品を購入すればするほど楽天ポイントの獲得倍率がアップしていきます。

そのため、ついつい必要のないものまで購入してしまいがちな点はデメリットの一つでしょう。

当然それが楽天側の販売戦略なのでしょうが、本当に欲しいものだけを購入するように心掛けた結果、筆者はあまり楽天市場で買い物しなくなってしまいました。

③他社サービスが優秀だから

SPUの倍率を上げるためには楽天グループの様々なサービスを利用する必要があります。しかし、経済圏に囚われて思考停止で楽天のサービスを使うのは良くありません。

他社により良いサービスがあれば、楽天にこだわらずに柔軟に使い分けることが大切でしょう。

筆者はこのように他社サービスを使い分けた結果、単純に楽天グループのサービスをあまり使わなくなりました。

なので、楽天経済圏を「やめたかった」わけではないのですが、自然と「やめた」状態になっています。

楽天グループのおすすめサービスやおすすめできないサービスは、以下の記事で詳しく紹介しています。

④親切じゃないから

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楽天市場ではポイント獲得倍率が上昇するキャンペーンが頻繁に行われています。楽天スーパーセールやお買い物マラソンもその一つです。

気を付けなければならないのは、このキャンペーンは自動的に参加できるものではないということです。

キャンペーンに参加するにはキャンペーンページに行って「エントリーするボタン」をタップしなければいけないのです。

参加する手順自体は至って簡単なのですが、これを意外と忘れてしまうことがあるのです。自動的に参加状態にしてくれれば良いのですが、毎回親切じゃないなぁと思ってしまいます。

さらに「エントリーするボタン」をタップする時、強制的にメルマガに登録させられてしまうのが地味にイヤです。

後からメルマガをイチイチ解除しなければならないのはとても面倒なのです。

筆者がやめたサービスと乗り換え先

他社のサービスを利用しているうちに、筆者が使わなくなってしまった楽天グループのサービスをご紹介します。

楽天のサービスも素晴らしいのですが、個人的には他社サービスの方が使い勝手がよくしっくりきたので、参考までに紹介します。

楽天カード

筆者の場合、楽天でETCカードを作ると年会費が550円掛かってしまうので、年会費が無料のオリコカードへ乗り換えました。

楽天カードは解約したわけではないので、楽天市場で買い物するときにだけ使用しています。その方が還元率の分得することが多いので。

楽天カード自体は良いカードなのですが、楽天経済圏をやめたので積極的に使うことがなくなったという感じです。

楽天モバイル

筆者は楽天モバイルを0円で利用させてもらっていたのですが、0円プランが廃止されたので解約してしまいました。代わりに、電話番号を持つだけなら月額0円のpovo2.0に乗り換えました。

楽天モバイルからの乗り換え先となるキャリアを探している人には、以下の記事が参考になるかと思います。

また、改悪となってしまった楽天モバイルですが、全く使い道がなくなってしまったわけではありません。サブ回線としては今でもおすすめできるキャリアとなっています。

楽天銀行&楽天証券

楽天銀行楽天証券はとても操作性が良く、初心者にもわかりやすい設計でとても素晴らしいサービスですが、ポイント関連の改悪があまりにも多すぎます。

筆者は、もともと住信SBIネット銀行SBI証券も併用していたので、上記の理由とポイント獲得効率を高める狙いから楽天銀行と楽天証券を使わなくなりました。

楽天銀行と楽天証券に関する改悪事項も以下の記事でまとめています。

楽天でんき

申し訳ないですが、楽天でんきだけは全くおすすめできません。

理由は「SPUの対象でなくなった」のと大幅な値上げにより「大手電力会社より高くなってしまった」からです。

こうなってしまっては、あえて楽天でんきを使うメリットは1つもないので、まだ利用している人は早めの乗り換えをおすすめします。

乗り換え先の検討にはエネチェンジ という比較サイトがおすすめです。

楽天経済圏はやめるべきか?

楽天経済圏のデメリットとなる部分を紹介してきたので、楽天経済圏から離脱するべきかどうか気になる人もいるでしょうが、結論としてはまだ楽天経済圏はお得と言えるでしょう。

最近では楽天以外の会社もポイント経済圏に力を入れていますが、経済圏と呼ぶにはサービスが少なかったり、各サービスとポイント還元率が上手に連携できていなかったりと、まだまだ成長段階いった印象を受けます。

そのため無理に楽天経済圏から離脱するのではなく、より良いサービスと出会えたら部分的に他社へ乗り換えていくという作戦で問題ないでしょう。

楽天経済圏以外の選択肢は?

楽天経済圏に限らず、ポイント経済圏を利用するということは、もはや節約の基本と言っても良いほど多くの人が実践しています。

楽天経済圏のデメリットにより楽天経済圏がイヤになった人でも、どこかメインとなるポイント経済圏は決めておいた方がお得になる可能性が高いです。

そこで楽天経済圏からの乗り換え先として、筆者が最もおすすめするのがPayPay経済圏(ヤフー経済圏)です。

PayPay経済圏は楽天経済圏以外のポイント経済圏で最も勢いがあり、近い将来楽天経済圏と並ぶのではと筆者は予想しています。

PayPay経済圏(ヤフー経済圏)の始め方や楽天経済圏との比較については以下の記事をご覧ください。

”楽天経済圏をやめた理由4つ”まとめ

①改悪が多いから
②無駄遣いしてしまうから
③他社サービスが優秀だから
④親切じゃないから

楽天経済圏と言えどメリットばかりではありませんが、デメリットを考慮してもまだまだ楽天経済圏一強の状態は変わっていないでしょう。

しかし、他社のポイント経済圏も段々と追い上げてきているため、今後の動向に注目していきたいと思います。