専業主夫の超節約術

格安SIM、光回線を中心に資産形成のための超お得な節約術を紹介します。

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あなたが”格安スマホにしない理由”を一つずつ解決してみた

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とにかく安いことから人気の格安スマホは、固定費の削減に貢献してくれる家計の強い味方です。しかし、いまだに大手キャリアの従来プランを使い続けている人もいます。

そこで今回は、あなたが“格安スマホにしない理由”を一つずつ解決していき、格安スマホへの乗り換えを後押しします。

格安スマホによる金銭的メリット

格安スマホに乗り換える最大のメリットは、もちろんスマホ代を節約できるということでしょう。なので、まずは大手キャリアの従来プランから格安スマホに乗り換えた場合の金銭的メリットを再確認しておきます。

大手キャリアは月額8,000円、格安スマホは月額2,000円として支払額をシミュレーションしてみます。

【大手キャリア】

1年間:8,000円 × 12ヶ月 = 96,000円

10年間:96,000円 × 10年 = 960,000円

【格安スマホ】

1年間:2,000円 × 12ヶ月 = 24,000円

10年間:24,000円 × 10年 = 240,000円

大手キャリアを格安スマホにするだけで年間7万2千円、10年間で72万円もの差になることがわかります。

さらに、格安スマホは容量次第で月額1,000円以内も珍しくないので、この差はもっと大きくなる可能性が高いです。また、上記は1人分のシミュレーションであるため、これが家族全員分となれば恐ろしいほどの差になることが予想できるでしょう。

【大手キャリア(3人分)】

1年間:8,000円 × 12ヶ月 × 3人 = 288,000円

10年間:288,000円 × 10年 = 2,880,000円

【格安スマホ(3人分)】

1年間:2,000円 × 12ヶ月× 3人 = 72,000円

10年間:72,000円 × 10年 = 720,000円

10年も使い続ければ、大手キャリアか格安スマホかで200万円以上も支出が変わってくるのです。車1台買えるほどの金額差は到底無視できるものではないでしょう。

前置きが長くなりましたが、あなたが”格安スマホにしない理由”を一つずつ解決していきます。

①通信速度が遅いんでしょ?

結論から言うと、遅くなる時間帯もあります。

格安スマホは大手キャリア(docomo,au,SoftBank)の回線の“一部”を借りているため、最高通信速度で大手キャリアに大きく劣るようなことはありません。しかし、多くのユーザーがスマホを使う時間帯。具体的には12:00~13:00や18:00~19:00は回線が混雑し通信速度が不安定になってしまうことがあります。

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ただし、YouTubeやSNSなどを楽しむために十分な速度は出るため、ほとんどのユーザーにとって許容範囲内の通信速度と言えるでしょう。

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それでも、この『通信速度の不安定さ』が気になると言う人にはNUROモバイルの「NEOプランlite」をおすすめします。「NEOプランLite」は、格安スマホでありながら大手キャリアと同等の通信品質を実現した20GBで2060円の魅力的なプランです。

②設定が難しいんでしょ?

大抵の場合、自宅に郵送でSIMカードが届くので、初期設定を全て自身で行う必要があります。この「自分で設定する」ということにアレルギー反応を示す人がいますが、実際はとても簡単で2~3分あれば完了するレベルです。

また、郵送の際は説明書も付いてきますし、ネットで調べれば解説記事がたくさん出てくるため心配ありません。

もちろん、当ブログでも画像多めで分かりやすく説明しているため参考にしてください。

③メールアドレスが使えなくなるの?

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格安スマホに乗り換えると「@docomo.ne.jp」、「@ezweb.ne.jp」、「@softbank.ne.jp」などのキャリアメールアドレスは使えなくなるため、ショッピングサイト等の登録アドレスを全て変更する必要があります。

たしかに面倒な作業ですが、先に紹介した金銭的メリットを考えればやる価値は大いにあるでしょう。

最近では、解約後も申し込みを行えばキャリアメールアドレスを持ち運ぶことができるようになりましたが、月額330円が掛かるためおすすめしません。また、自分に最適なキャリアに身軽に乗り換えるのがスタンダードになっている昨今、キャリアメールにこだわるメリットはありません。

キャリアメールの代わりにはGmailYahoo!メールおすすめします。どのキャリア、端末でも使えるためとても便利です。

④なんか怪しくない?

あまりの安さに「怪しい」と感じてしまう人さえいるようです。たしかに聞き慣れない会社が運営していることもありますが、一方で大手もかなり参入しています。

例えば、NUROモバイルは「SONY」、イオンモバイルは「AEON」、y.u mobileは「U-NEXT」、HISモバイルは「HIS」など有名企業が運営している格安スマホも多数あります。

 

また、「聞き慣れない会社=怪しい」というのも違います。現に筆者は多数の格安SIMを契約してきましたが、サポートや料金などにおいて信頼できる会社ばかりです。

⑤サポートの質が悪そうだよね

大手キャリアと違って格安スマホのほとんどは実店舗の数が極端に少ない、もしくは実店舗が一つもないため、困った時には電話かメールでのサポートとなります。

対面でのサポートを受けられないことに不安を感じるかもしれませんが、ほとんどの格安スマホキャリアはとても丁寧に対応してくれるので安心してください。

また、スマホ利用時のトラブルというのは、そのほとんどが電話・メールで解決するものばかりです。

⑥災害時に弱そう

①で紹介したとおり、格安スマホも大手キャリア(docomo,au,SoftBank)と同じ回線を使用しています。

災害時は回線が混み合うため通信速度が遅くなったり緊急通話を優先させるため、電話回線に制限が掛かることがありますが、これは大手キャリアでも同じです。

格安スマホだからと言って災害時に使えなくなるようなことはないのです。

⑦既に大手の格安プランを使ってるんだよね

既に大手キャリアの格安プラン(ahamo,povo,LINEMO)を契約中の人は、格安スマホに魅力を感じていない人が多いようです。

たしかに大手格安プランと格安スマホでは月額料金に大きな差がないように思えますが、一度確認していただきたいのは自身の”毎月のデータ消費量”です。

月々のデータ使用量によっては、まだまだ節約の余地がありますよ。以下の図は必要なデータ容量と最安プランの組み合わせを示したものです。

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ご覧のとおり、大手格安プランには3GBか20GBしかなく中間の選択肢がありません。

なので、例えば「10GBぐらいしか使わない」という人は、格安スマホに乗り換えることで月々1200円ほど節約することができるのです。

「契約中のデータ容量」と「実際に使用するデータ量」に差がある人は、プランやキャリアを見直すことで年間数万円の節約になる可能性が高いです。

あなたが”格安スマホにしない理由”のまとめ

あなたが心配している”格安スマホにしない理由”は、実はどれも解決可能なものばかりです。

格安スマホにすれば、高くとも毎月2000円以内に抑えることも可能です。固定費を削減してその分を投資や生活に回す方が幸福度が高いですよ。