専業主夫の超節約術

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【ココをチェック】光回線なのに遅い原因7つと改善策を簡単に解説!

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「光回線なのに遅い…」ということを理由に、より高速な光回線に乗り換えようとしている人は、一旦立ち止まってこの記事を読んでみてください。

本記事で紹介する、光回線が遅くなる7つの原因をチェックして改善すれば、わざわざ乗り換えたりプランの変更をせずに済むかもしれません。

「光回線なのに遅い」を数値で確認

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『光回線なのに遅い!』とは言っても、速い遅いの感じ方は人それぞれです。用途が何なのか、どのレベルの速さを求めているかによっても変わるでしょう。

なので本記事では、『光回線=遅い』の定義を“「最大通信速度1Gbps」のプランなのに下り100Mbpsを下回っていること”とします。

この定義に当てはまっている人は、本記事で紹介する光回線が遅くなる原因7つをチェックし改善策を施すことで、通信速度が向上する可能性が高いです。「最大通信速度1Gbps」のプランであれば、調子が良いときで400Mbps以上は期待できます。

通信速度の測定方法

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光回線が遅いと感じている人は、まずは通信速度を計測してみましょう。

通信速度を計測するサイトはたくさんあるのですが、今回はspeedtest.netというサイトを紹介します。ちなみに平日12:30の筆者宅の通信速度は下り353Mbpsでした。

こちらのサイトはアプリ版もリリースされているので、スマホの通信速度を測定するのにも便利です。

Speedtest - インターネット速度
Speedtest - インターネット速度
開発元:Ookla
無料
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例えば、通信速度が10Mbpsという”光回線にしては遅すぎる通信速度”でも、ネットフリックスを高画質 (HD)で視聴することができます。一方、同アプリを4Kで視聴するには25Mbpsが必要なので、これでは視聴することができません。

このように、どこまでの通信速度を求めるかは用途によって変わるため、各アプリの使用に必要な通信速度の目安をイラストで紹介しておきます。

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光回線サービス間で通信速度の差はほぼない

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『A社の通信速度が遅いからB社に乗り換える』という人を見かけることがありますが、実は光回線サービス間で通信速度の差はほとんどありません。※契約プランの最大通信速度が同じ場合。

というのも、例えば当ブログがおすすめしている3つの光回線サービス「楽天ひかり、エキサイトMEC光、おてがる光」は、全てフレッツ光回線を使用しています。

このフレッツ光回線を借りて光回線サービスを提供するスタイルを“光コラボ”と呼びますが、結局は同じ回線を使っているので、光コラボ間で乗り換えても通信速度の向上は見込めません。

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通信速度向上を目的に光回線事業者を乗り換えるのなら、せめて回線ごと別会社にしなければ効果は見込めません。

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しかし、実は独自で回線を持っている「auひかり、NURO光」などとフレッツ光回線を比べても通信速度に大きな差はありません。

よって、「光回線なのに遅い…」と感じたときは、いきなり“光回線の乗り換え”を検討するのではなく、光回線が遅くなる原因となる7つのポイントをチェックして、それを改善することから始めましょう。

光回線が遅くなる7つの原因と改善策

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光回線が遅くなる原因を7つ紹介するとともに、それに対する改善策も併せて紹介していきます。

どれも簡単に確認できることばかりなので、「光回線が遅い」と感じたときには、まず以下のポイントをチェックしてみましょう。

①低速プランを契約していませんか?

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今でこそ、光回線は「最大通信速度1Gbps」のプランが主流ですが、数年前までは「最大通信速度100Mbps」というプランも普及していました。しかし、時代は変わり4K動画をはじめとする大容量のデータを一度にダウンロードする機会が増えている昨今、最大通信速度100Mbpsではとてもじゃないですが、快適にインターネットを楽しむことは困難です。

というのも最大通信速度はあくまでも理論上の最大値であり、実際にはこの数値が出ることはあり得ません。車で言うカタログ燃費と実燃費のようなイメージです。

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実際、筆者は最大通信速度1Gbps」のプランを契約していますが、このブログを書いている平日昼間に通信速度を計測すると353Mbpsという結果でした。計測サイト:speedtest.net

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最大通信速度と実測値が剥離しているとはいえ、353Mbpsもあればサクサク快適にノンストレスでインターネットを楽しむことができます。

しかし、「最大通信速度100Mbps」のプランでは話が別です。実際の通信速度は100Mbpsを大幅に下回り、インターネット利用時にはストレスを感じる原因となることでしょう。

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しばらく光回線の契約プランを見直していないという人は、これを機に契約プランの最大通信速度を確認してみましょう。これから紹介する改善策をどれだけ実行したとしても、そもそもの契約速度が低速では通信速度を向上させることはできません。

最近では「最大通信速度10Gbps」という超高速プランも登場していますが、普通にインターネットを楽しむ上でそこまでの速度は必要ありません。ですが、最低でも「最大通信速度1Gbps」のプランに移行しておきましょう。

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現在契約中の光回線でプランのみ変更するのも良いですし、これを機に月額料金の安い光回線に乗り換えることも良いでしょう。当ブログがおすすめする光回線サービスは以下の記事で紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。

②IPv6オプションは付けていますか?

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①で紹介した「最大通信速度」と同じくらい重要なのが、『IPv6』という接続方式です。『IPv6』とはインターネットにおける接続方式のことで、従来の『IPv4』の最新版というイメージです。『IPv6』の仕組みまでは理解する必要はありませんので、言葉だけでも覚えておきましょう。

『IPv6』によるインターネット通信は回線が混雑しにくいため、地域や時間に囚われず快適にインターネットを楽しむことができます。すでに、光回線の契約は『IPv6』で通信できることが必須条件と言っても過言ではない時代になっています。

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この『IPv6』は、光回線サービスの標準プランに含まれている会社もありますし、別途オプションとなっている会社もあります。別途オプション料はだいたい200円前後と高額ではありません。

まずはあなたが契約しているプランに『IPv6』が含まれているかを確認し、含まれていないければオプションで付けましょう。なお、本ブログで紹介している光回線サービスは『IPv6』付きで戸建てプランでも5,000円前後です。

③集合住宅でマンションプランを契約していませんか?

マンションやアパートで「マンションプラン」を契約することは当たり前のようにも思いますが、実はこれが通信速度が遅い原因になっていることも多いです。

マンションやアパートなどの集合住宅では、各部屋までの配線方式が3パターンに分かれています。それは「光配線方式」、「VDSL方式」、「LAN配線方式」というのですが、このうち「光配線方式」以外では通信速度が最大100Mbps程度にまで低下してしまうのです。

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あなたの住んでいる集合住宅が「光配線方式」以外である場合、これを改善するには戸建てプランで契約をするしかありません。

マンションやアパートなどの集合住宅に住みながら、戸建てプランを契約すること自体は可能です。しかし、いくつか注意点もありますので、また別の記事で詳しく解説していきたいと思います。

なお、集合住宅で戸建てプランを契約する際は回線の引き込み工事が必要になりますが、「エキサイトMEC光」なら工事費無料で契約することができます。

④古いルーターを使っていませんか?

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インターネットの通信技術は年々進化しているのに、ひと昔前のルーターを使っているようでは残念ながら速度は出ません。基本的に365日24時間稼働し続ける機械であるため劣化は避けられず、また厄介なのは劣化状況が外観からはわからないことです。

さらに、②では『IPv6』を推奨しましたが、これを利用するためにはIPv6対応ルーターが必須です。なので、古い規格のルーターをお使いの方はこれを機に最新のルーターへ買い換えることをおすすめします。

最新のルーターと言っても、6,000円ぐらいで高性能の機種が手に入ります。長く使っていけるコスパの良いおすすめのルーターを以下の記事で紹介しているので、是非参考にしてみてください。

⑤古いLANケーブルを使っていませんか?

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モデムとルーター、ルーターからパソコンなど機器同士を繋ぐためのLANケーブルですが、LANケーブルに不具合があればそれよりも末端側の通信速度は低下することになります。

長期間の使用による劣化は当然速度低下を招く原因の一つですが、LANケーブルには「カテゴリ(CAT)」と呼ばれる規格があることをご存知でしょうか。まずは実際に見る方が理解が早いと思いますので、以下のイラストをご覧ください。

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LANケーブルには「カテゴリ」という規格ごとに最大通信速度が決まっています。仮に「カテゴリ5」のLANケーブルを使っているとしたら、どんなに高速の光回線が来ていたとしてもLANケーブル通過時に減速してしまうのです。

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今の時代「カテゴリ5」のLANケーブルは購入する方が難しいぐらい普及していませんが、自宅のネット環境が『光回線なのに遅い』と感じる人は一度チェックしてみる価値はあります。以下の画像のようにLANケーブルに表記してあるので確認してみましょう。

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①でも触れたとおり、光回線の最大通信速度1Gbps」はあくまでも理論上の最大値で実際に1Gbpsが出ることはまずありません。なので、普通に使う分には『カテゴリ6』で十分です。

一方、最大通信速度2Gbps」や最大通信速度10Gbps」の超高速プランを契約している人、もしくは将来的にそうしたい人は『カテゴリ6A』を購入するのが良いでしょう。

⑥Wi-Fiは届いていますか?

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初歩的な問題ですが、Wi-Fiの電波が弱い部屋では当然通信速度も低下してしまいます。改善策としては、Wi-Fi中継器を導入したりメッシュWi-Fiを構築したりすることをおすすめします。

例えば、Wi-Fi中継器であれば、コンセントに挿して簡単な設定をするだけのものがたったの2,000円前後で販売されています。メッシュWi-Fiについては、また別の記事で詳しく紹介します。

⑦古いスマホやパソコンを使っていませんか?

どんなに高速の光回線を契約していたとしても、またこれまで紹介した①〜⑥を全て改善したとしても、残念ながらパソコンやスマホのスペックが低いと速度は出ません。

インターネットの成長スピードは凄まじく、通信技術や閲覧するWebサイトなどは日々進化しています。

古い端末で最新技術に活かしたパフォーマンスを期待する方が酷というものでしょう。何年も前の機種をお使いの人は買い替えも視野に入れ良い機会かもしれません。

これを機に光回線の乗り換えもアリ

冒頭では、「光回線が遅い=乗り換え」をする必要はないとお伝えしましたが、これを機に光回線サービスの乗り換えるのも一つの選択肢です。

というのも、ここで紹介した7つの原因に当てはまっていた人は、近年の光回線事情に疎いこと可能性が高いと予想されるからです。

現在、光回線事業者の数は数百にものぼると言われており、数年前と比べて月額料金が安い事業者も複数登場しています。例えば、当ブログがおすすめする3つの光回線事業者の基本料金は以下のようになっています。

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他の2社と比べると、楽天ひかりのみ基本料金が高いですが、それを踏まえてもお得なキャンペーンを実施しています。

とにかく、しばらく光回線を見直していないという人は、これを機に月額料金の安い事業者へ乗り換えることで、家計の節約になる可能性が高いです。

光回線事業者の選び方とおすすめの光回線事業者は、以下の記事で紹介しています。

光回線なのに遅い原因と改善策のまとめ

「光回線なのに遅い」と感じたとき、いきなり光回線を乗り換えるのではなく、原因となり得るポイントをチェックして改善することで速度が向上することがあります。

本記事で紹介した7つのチェックポイントは、光回線の乗り換え手続きをするより簡単にできることですので、試してみる価値はあるでしょう。