専業主夫の超節約術

格安SIM、光回線を中心に資産形成のための超お得な節約術を紹介します。

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デュアルSIMのメリットとデメリットを簡単に解説

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・デュアルSIMのメリットって何?

・デュアルSIMにデメリットはある?

この記事では上記のような疑問を解決します。

デュアルSIMのメリットとデメリットをメインに解説していきますが、正直“やらない理由がない”と言えるぐらい画期的な技術です。

デュアルSIMとは

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デュアルSIMとは、1台のスマートフォンで2種類のSIMを使い分けることができる機能のことです。

2種類のSIMを使い分けることができれば、仕事用とプライベート用でスマホを使い分けたり、電話とインターネット閲覧でそれぞれスマホを使い分けたりすることが可能です。

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この様な使い方は、従来はスマホやガラケーを2台持つことでしか不可能でしたが、スマホ1台で可能になる画期的な技術が「デュアルSIM」なのです。

デュアルSIMの種類と対応機種

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デュアルSIMを設定するためには、デュアルSIMに対応したスマホを使う必要があり、またそのデュアルSIMが「物理SIM+物理SIM」か「物理SIM+eSIM」のどちらのタイプなのかを把握する必要があります。

それさえ把握してもらえれば、手続きや設定は本ブログでわかりやすく解説しています。

デュアルSIMに対応スマホとそのタイプについては以下の記事から確認できます。

デュアルSIMのメリット

私たちの生活をより便利にしてくれる「デュアルSIM」を利用する事で得られるメリットにはどんなものがあるでしょう。

携帯代が節約できる

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デュアルSIMを利用して、通話用とデータ通信用でSIM(回線)をそれぞれ使い分ければ、月々の携帯代を驚く程安くすることができます。

なぜならデータ通信専用のSIMは、「音声通話+データ通信SIM」よりもかなり月額が安いからです。以下はIIJmioの料金表なのですが、音声SIMとデータ専用eSIMで数百円もの差があります。

例えば、通話用に維持費0円のpovo2.0のSIMを挿入し、データ通信用にIIJmioのeSIMをダウンロードする。こうすることで、20GBという大容量を1650円で使うことができるのです。

通話専用のスマホとインターネット専用のスマホを使い分けるイメージですね。

このような使い方は、従来であれば2つのスマホを持つ必要がありましたが、デュアルSIMを利用すれば1つのスマホで実現できるのです。

ちなみに、現在IIJmioはキャンペーン中で20GBを1350円という破格の値段で利用することができます。

2つの電話番号を使い分けることができる

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「プライベート用と仕事用でスマホ2台持ち」なんてことも、デュアルSIMを使えばスマホ1台で済んでしまいます。

SIMの切り替えなども行う必要はありません。

2つのうち、どちらの電話番号に掛かってきた電話でも着信することができ、またどちらの電話番号からでも発信することができます。

参考までに、デュアルSIM設定済みのiPhoneから電話を発信する画面をお見せします。

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最初に設定さえしてしまえば、簡単かつ直感的に2つの電話番号を使い分けることが可能なのです。

iPhoneのデュアルSIMによる”同時待ち受け”の設定方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。

予期せぬ通信障害に対応できる

発生から復旧まで、実に86時間を要したauの通信障害は大きな波紋を呼びました。この期間は電話が一切つながらない状態で大変な思いをした人も多いでしょう。

あの”au”が起こしてしまったような通信障害が、次いつどのキャリアで起こるかわかりません。そんな不測の事態への対策法としても「デュアルSIM」はとても便利なのです。

なぜなら、キャリアが違う2つのSIM(回線)をデュアルSIMとして設定しておけば、片方のキャリアが使えなくなったとしても、もう片方の回線で対応することができるからです。

例えば、auのpovo2.0なら維持費0円で電話番号を保有できますし、格安SIMの日本通信SIMならドコモ回線を月額290円で保有することができます。

万が一の事態に備える保険としては安いものでしょう。

今後はデュアルSIMで複数キャリアを常備しておくことがスタンダードになっていくかもしれませんね。

デュアルSIMのデメリット

一見いいことばかりのような気がしますが、デュアルSIMにすることによるデメリットはあるのでしょうか。1つずつ見ていきましょう。

携帯代が安くなるかどうかは組み合わせによる

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「デュアルSIMのメリット」“携帯代が安くなる”ことを挙げましたが、これはSIMの組み合わせにもよります。

例えば、「ahamo(docomo) × LINEMO(Softbank)」をデュアルSIMで運用した場合、料金的には月額5,698円と全く安くありませんよね。

さらに2つ合わせてデータ容量が40GBも使えることになりますが、そんなに必要ない人がほとんどでしょう。

一方、毎月のデータ通信量が少なくて済む人は「povo2.0(au) × IIJmio」をデュアルSIMで運用すれば、”2GB月額440円”とかなり携帯代を節約できます。

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このように、デュアルSIMは組み合わせ次第で月々の携帯代に大きな差が生じます。

たくさんの格安SIM会社が乱立している昨今、組み合わせの数は膨大であり、最適な組み合わせを見つけるのは大変です。

ですが安心して下さい。

本記事では、用途とOS別に最もコスパの良い組み合わせを紹介しています。さらに本ブログでは、設定までを画像付きでなるべくわかりやすく紹介しています。

設定までのハードルが高いと思われている

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・デュアルSIMって難しそう

・そもそもSIMがよくわからない

・デジタルに疎いから自信がない

「デュアルSIM」と聞くと、いかにも難しい響きでITに詳しくなければ設定できなさそうですが、やってみると意外に簡単です。本ブログでは、デュアルSIMの設定方法を実際のスクリーンショットと併せて解説しています。

最悪デュアルSIMやeSIMなどの言葉の意味が全く理解できなかったとしても、手順通りに進めれば誰でも設定できるようにしています。

実際に、格安SIMの契約からデュアルSIMの設定までを解説しているのが以下の記事です。

デュアルSIM-オススメの組み合わせ-

デュアルSIMでおすすめの組み合わせは、その人の使い方によって変わります。

具体的には、以下の2点を考慮しなければコスパの良い組み合わせにはなり得ません。

①一月に使用するデータ量は何GBか

②使用する機種は何なのか

デュアルSIMの組み合わせについては、以下の記事で詳しく紹介しています。 

1.必要なデータ容量が3GB以下

2.【物理SIM+eSIM】必要なデータ容量が4GB〜20GB

3.【物理SIM+物理SIM】必要なデータ容量が4GB~20GB

4.必要なデータ容量が30GB

5.電話番号が2つ必要

上記の5パターンに分けて解説しているので、あなたにピッタリの組み合わせが見つかるはずです。

デュアルSIMのメリット・デメリットのまとめ

デュアルSIMのメリットとデメリットを紹介しましたが、デメリットは全てこのブログを読んでもらえれば解消できるものばかりです。

デュアルSIMという技術と楽天モバイルの参入により、携帯代をあり得ないぐらい安く抑えることができる新時代がやってきました。

デュアルSIM対応機種は2万円程度からありますので、是非手に入れて携帯代という固定費を削減してください。

対応機種についてもこちらの記事で確認することができます。