寒くなってくると気になるのが”暖房器具による電気代”ですが、いったいどの暖房器具を使うことが電気代的にコスパが良いのでしょうか。
そこで今回は、暖房器具5つを電気代が安い順にランキング形式で比較していきます。
結論としては、タイトルにもあるように「電気ブランケットが圧倒的に電気代が安い」です。
電気代の安い暖房器具を比較
1時間あたりの電気代で比較してランキングを作成しました。併せて1日の使用時間を8時間として1ヶ月の電気代も紹介しているので家計管理の参考にしてください。
5位のセラミックファンヒーターを使うことは、節約上NGですね。
1位.電気ブランケット
1時間あたりの電気代:1円
1ヶ月あたりの電気代:240円
暖房器具界で最強のアイテムは電気ブランケットです。もうコスパが圧倒的過ぎて勝負になりません。
エアコンと違って空気を乾燥させることもないため、喉や肌にも優しいと言えるでしょう。一方で、部屋全体を暖めるものではないため1枚で1人ずつしか暖を取れません。
1人暮らしであれば最強の節約アイテムですし、家族がいても家に自分1人しかいない時間などではかなり重宝します。
なお、電気ブランケットには「コンセントタイプ」と「USB電源タイプ」があるためおすすめ商品と共に特徴を解説します。
コンセントタイプ
家庭用コンセントから電源を取るタイプなので、羽織ったまま自由に動き回ることはできません。しかし、3タイプの中では最もよく暖まります。
以下の商品は188cm×130cmと大判で、何より肌触りが最高です。また、洗濯機で丸洗い可能なのでとても便利です。国内メーカーの商品の場合1万円を超えてくることも多いのですが、個人的にはこの6000円の品で十分満足です。
USB電源タイプ
電源を取るという意味ではコンセントタイプと似ていますが、こちらはUSBから電源を取ることが可能なため、より使用場所の自由度が高いです。
モバイルバッテリーを利用すれば、コードレスのように使うことも可能なのでアウトドアにも重宝します。一方でコンセントタイプのようなパワーはなく、商品によっては物足りなさを感じる場合もあるでしょう。
2位.石油ストーブ
1時間あたりの電気代:13~18円
1ヶ月あたりの電気代:3120~4320円
電気代だけで見るとかなり安いですが、灯油代が馬鹿になりません。灯油を買ったり給油する手間を考慮すると決してコスパが良いとは言えないでしょう。
部屋全体を暖める能力にも乏しいため個人的には好きではなのですが、唯一のメリットは空気が乾燥しにくいことです。
3位.エアコン
1時間あたりの電気代:3~54円
1ヶ月あたりの電気代:720~12960円
部屋全体を暖めるという意味では、やはりエアコンに勝るものはないです。電気代については設定温度と外気温の差が大きいほど高くなります。つまり寒い日ほど電気代が高くなります。
デメリットは部屋が乾燥してしまうことなので、加湿器を併用するなどして対策することをおすすめします。
エアコンの電気代については節約術が豊富なため、積極的に取り入れていきたいところです。以下の記事では、エアコンの節約術をわかりやすくまとめているので参考にして下さい。
4位.電気ストーブ
1時間あたりの電気代:24~27円
1ヶ月あたりの電気代:5760~6480円
電気ストーブは直射日光を受けると暖かく感じるのと同じで、遠赤外線を発することで暖かく感じる仕組みです。つまり、暖かい空気がでてくる機械ではないというのがポイントです。
暖めることができる範囲はとても小さく、その割に電気代は高いのでおすすめできません。
5位.セラミックファンヒーター
1時間あたりの電気代:32円
1ヶ月あたりの電気代:7680円
電気の力で温風を出す暖房器具になります。本体価格が安いため初期費用を抑えられるのですが、電気代が高すぎるため長い目で見るとお得さは全くありません。
部屋全体を暖める能力にも乏しいため導入コストを掛けられるならエアコンを、掛けられないのであれば電気ブランケットをおすすめします。
新電力への乗り換えも忘れずに
電気代を節約したいのなら、大手電力会社から新電力会社への乗り換えは必須です。スマホに例えるなら、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるのと同じくらい重要なことです。
一度乗り換えの手続きを行えば、そこからは毎月自動的に電気代を節約できます。また手続きと言っても電力会社の比較サイトエネチェンジ から申し込めば、ほとんどやることはないので安心してください。
詳しくは以下の記事で解説しているので、まだ乗り換えていない人はぜひ目を通してみてくださいね。
電気代の安い暖房器具比較のまとめ
電気代の安いコスパ最強の暖房器具は「電気ブランケット」でした。一家に一台備えておいて損はないと言えるでしょう。
また繰り返しになりますが、電気代の節約に新電力への乗り換えは必須なので必ず済ませておきましょう。